明治時代までは、日本も綿花の栽培が盛んだったそうですが、現在は90%以上が輸入によるものだそう。

世界に誇れるような日本の木綿の栽培を復活させて、コットン自給率を上げようという活動をしている宮浦さんというデザイナーさんより昨年春に種を5粒分けていただきました。

宮浦さんがこの活動をするきっかけになったのは、イギリスの服飾学校に通った頃、日本の衣類の素材を調べたことなのだそうです。
日本にはこんなにも世界に誇れる木綿を生産していたのに、今は輸入に頼るしかない現実を変えようという高い意識を持っていてとても共感しました。
宮浦さんは、昨年は千葉にある広い綿花畑で、一般の方々とご一緒に共同作業も行われていました。

私たちルーチェクラッシカのドレス作りのポリシーのひとつは「ナチュラルであること」。
その一環として私たちも賛同したい…という気持ちが沸きました。

フワフワの綿の実から、糸を紡いで、そして機を織り、繊維にして、それをまたドレスにするまでには、あと何年くらいかかるのかと考えると気が遠くなるようにも思えましたが、
とりあえず、いいな!! って思えて自分にも出来ることにはチャレンジあるのみ精神で試してみました。

昨年は種を蒔く時期が遅かったせいか、綿の実がフワフワになったのは12月頃とずいぶん遅くて少々心配気味でもありましたが、可愛らしい実をほぐしたら、中から120粒以上の種が出てきました。

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この白い綿は、本当に柔らかくて子猫か天使の羽を触っているかのようなシアワセな気持ちにさせてくれます。
木綿という素材は一番身近で着心地もよいのは体感していましたが、これほどピュアでやさしいとは知りませんでした。

今年は種を植える時期を逃さないよう、土作り(石灰を混ぜ耕し肥料も足して)の準備もできています。

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種をお水に浸したので植える準備もOKです。
ただ、この数日は5月だというのに最高気温は30度。木綿の種まきにふさわしい気温は15度から20度といいますから、若干の不安もありますが、まずは芽を出すのが第一の目標です!